働き方と転職へのきもち

看護師の勤務体系は2交代制・3交代制を取り入れたところが多く、現在では人手不足ということもあって2交代制が主となっています。日勤と夜勤という言い方がこれにあたります。2交代制の勤務時間の振り分けには2通りあり、病院によっても違いがありますが、通常使用されているのが日勤は日中の約8時間、夜勤は夜を中心として約16時間勤務です。

また病院によれば一日24時間を当分割にして、12時間ずつを日勤と夜勤に分けるシステムをとっている所もあります。

2交代制をとる利点というのは、休日をより多く確保するためにこのシステムを利用しています。交代の回数がすくなくなると、看護師の一回の労働時間は3交代制に比べると長くなりますが、その分休みが取りやすいという事もあります。

病院側の考え方もいろいろでしょうが、医療勤務者の人手不足を考えると働き手にとってのよりよい労働条件でということになるのだろうと考えます。

現在も将来的にも高齢化が進み医療関係者への労働負担はますます増加しつつあります。看護師は患者さんに直接関わりケアにあたっている分負担は大きくなっているのも事実です。

看護師の労働条件や働く環境の改善もすすみつつありますが、病院の経営上うまくいかない病院もあり、休業に追い込まれるところもあると聞いています。

しかし利用している地域の病院がなくなるということは、利用している患者にとっては大問題であり、継続や存続を願って署名運動をした地域もあったとニュースでも報じられたのを覚えています。

看護師も年齢・生活環境・家族の事情と、自分だけでなく周囲の変化に応じた働き方が必要なんです。看護師だから仕方ないという考えは持ってはいけない。多くが職業や家庭をもった女性です。複雑な条件をクリアしてくれる転職先を常に探しているのでです。

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